ゆとり世代の反撃 ――思いつくままに

立ち泳ぎながら 思いつくままに チラシの裏

【中小企業診断士】2020年度2次試験再現答案―事例Ⅱ

続いて事例Ⅱの再現答案です。離島でハーブを生産している企業でした。 

 

その他の事例はこちらから↓
事例Ⅰ

【中小企業診断士】2020年度2次試験再現答案―事例Ⅰ - ゆとり世代の反撃 ――思いつくままに

事例Ⅲ

【中小企業診断士】2020年度2次試験再現答案―事例Ⅲ - ゆとり世代の反撃 ――思いつくままに

事例Ⅳ

【中小企業診断士】2020年度2次試験再現答案―事例Ⅳ - ゆとり世代の反撃 ――思いつくままに

 


事例Ⅱ

(2月14日追記:75点でした)

第1問(配点20点)
現在のB社の状況について、SWOT分析をせよ。各要素について、①~④の解答欄にそれぞれ40字以内で説明すること。

<設問確認後>
・いつものSWOTね。絞りすぎないようにしよう

<与件文確認後>
・Wがよく分からんなぁ~
・「ハーブ」(意味深)

<回答>
S:無農薬で高品質のハーブの栽培ノウハウ、加工・出荷の一貫体制、Z社との取引実績。
W:大消費地から遠く輸送コストが大きい、独自開発商品が弱い。
O:X島やハーブの知名度向上、ヘルスケア市場の拡大、ハーブの多様な市場、島民の支持。
T:X島の人口減少、ヘルスケア市場の競争激化、Z社との取引減少・中止のリスク。

<反省>
・Wが薄い、Tとごっちゃになっている部分もありそう。


第2問(配点30点)
Z社との取引縮小を受け、B社はハーブYの乾燥粉末の新たな取引先企業を探している。今後はZ社の製品とは異なるターゲット層を獲得したいと考えているが、B社の今後の望ましい取引先構成についての方向性を、100字以内で助言せよ。

<設問確認後>
・配点30点!?それで望ましい取引先の方向性?ふわっとし過ぎ!
・ターゲット層とあるから、取引先(企業)だけじゃなくて顧客層(個人)も書くべきか

<与件文確認後>
・Z社1社のみ集中だったから、複数企業相手でリスクヘッジは入れないと
・「ハーブY」(安眠ハーブじゃない)という制約は守って
・業者どうする・・・?Z社は「ドリンクやサプリメント」だから同じような業種にしておこうか。迷ったら「強みを活かす」方向で
・顧客層も難しい・・・「30~40代」の対比で「若者・高齢者」、「女性」の対比で「男性」を入れておいて、ふわっとさせておこう・・・

<回答>
X島やハーブの美を意識させる部分を活かす食品・化粧品業者との取引を目指す。今までとは異なる男性や若者・高齢者の顧客獲得を図る。各業種や取引先のバランスに配意し、ある取引先に依存しないように気をつける。

<反省>
・業者、顧客層の中身はもっとマシな対象があったはず
・考えても出てこない。少なくとも制約条件は守れただろうからヨシとしよう


第3問(配点30点)
B社社長は最近、「眠る前に飲むハーブティー」の自社オンラインサイトでの販売を手がけたところ、ある程度満足のいく売上げがあった。
(設問1)
上記の事象について、アンゾフの「製品・市場マトリックス」の考え方を使って50字以内で説明せよ。

<設問確認後>
・アンゾフ・・・?マトリックスだから製品の新旧と市場の新旧のやつだよね?
・製品と市場、それぞれを説明していく感じで
・製品と市場でホントに合ってるよね・・・??(しつこい)

<与件文確認後>
・「市場浸透」じゃないとは思うけど、あとはよく分からんな・・・
・悩んでも仕方ないし「多角化」にしとけば、製品か市場は当たって部分点入るやろ!

<回答>
今までにない商品で、従来なかった大消費地の20・50代の顧客を獲得した「多角化戦略」である。

<反省>
・戦略は予備校の模範解答でも各社分かれていたので、結局正解は分からず。
・結果的には部分点狙いで良かったのかな


(設問2)
B社社長は自社オンラインサイトでの販売を今後も継続していくつもりであるが、顧客を製品づくりに巻き込みたいと考えている。顧客の関与を高めるため、B社は今後、自社オンラインサイト上でどのようなコミュニケーション施策を行っていくべきか。100字以内で助言せよ。

<設問確認後>
・「オンラインサイト」だからメール・SNSは書かない!
・蘇る昨年(2019年)の事例Ⅱ(ネイルサロン)

<与件文確認後>
・安眠ハーブはいろいろ使えそうだな、利用場面とかいろいろ聞いていったらいいね
・サイトってことだから、掲示板やアンケートみたいな感じで入力フォームとしておこう
・もっと製品づくりに巻き込むにはやっぱり試作品使って貰わないとな
・何か顧客にもメリットないと協力してくれないよね

<回答>
商品の利用場面や感想、また要望や悩み事などを入力するフォームを作り、顧客のニーズ把握を図る。試作品の体験者を募集し意見を求めることで双方向の商品開発をする。協力者には新商品を贈るなどの利点を与える。

<反省>
・割としっかり書けた気がする
・サイトにリンクを貼るってことにすればメールやSNSを入れてもよかった

 

第4問(配点20点)
B社社長は、自社オンラインサイトのユーザーに対して、X島宿泊訪問ツアーを企画することにした。社長は、ツアー参加者には訪問を機に B社とX島のファンになってほしいと願っている。絶景スポットや星空観賞などの観光以外で、どのようなプログラムを立案すべきか。100字以内で助言せよ。

<設問確認後>
・何か面白い聞き方だな~イメージつかないな
・「観光以外で」はしっかり守ろう

<与件文確認後>
・島民はB社を誇りに思っているんだよな、島民との交流・・・食事かな
・人口流出あるから、X島に住んでもらってもいいな。地方移住って流行っているし

<回答>
①島の高齢者とハーブを使った料理体験、②ハーブ畑の見学を行い島の風景や栽培のこだわりを理解する、③X島の移住体験しハーブ収穫も体験してもらうことで島の活力向上につなげる、というプログラム。

<反省>
・②の畑見学は「観光」にあたるかもしれない。

 

 

 

個人的に事例Ⅱは、これまでの学習の中で“与件文がイメージしやすい”そして“余計なことまで書いて事故”となりやすかったです。
ゆえに他の事例に比べて念入りに制約条件に注意しましたが、終わった後の手ごたえは無かったですね。予備校の模範解答を見てからは「何となく書けてるかな~」と感じてきました。

というか、コレが出来てないと他の事例をカバー出来ないから、頼むから高得点であってくれ!って感じです 笑 得点開示結果が気になります。

 

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