中小企業診断士・新名称が発表されました
以前、中小企業診断士の試験制度変更を記事にしました。
変更内容のうち、目玉になったのは「1次合格者・科目合格者に名称を付与する」というもの。ついにその詳細が中小企業庁から発表されました!
中小企業庁:中小企業診断士 第一次試験合格者(科目合格者含む)の皆さまへ
――中小企業庁HPより
内容としては、
・1次試験全科目合格者→〇〇年度中小企業診断修得者
・1次試験一部科目合格→△△年度中小企業支援科目合格者(科目名)
として記載するように、とのこと。
また、記載する場合は当該試験合格の有効期限以内となっています。
「修得者」という表現は日常ではあまり使わないのかなー
そういった表現にあえてすることで、診断士ホルダーや2次合格者にある程度配慮している気がします。
気になるのは当該試験合格の有効期限以内に限るというところ。
現行の試験制度だと、一部合格は3年有効(翌年・翌々年)である一方、1次合格は2年有効(翌年まで)なので、6科目合格者は3年名乗れるのに7科目合格者は2年しか名乗れない、という疑問が残ります。
このあたりは今後いろいろと修正改善がされるかもしれませんね。
HPには「中小企業庁としましては、上記7つの科目の一部でも科目合格することは、その当該科目の知識を習得していると評価されるべきと考えております」と記載されています。
合格まで努力したことがいろんな人から評価されるようになったらいいですね!